決してあってはならないことですが、面接の日に履歴書を忘れてしまった場合の対処法について考えてみましょう。
というか、大事な面接の日に履歴書を忘れたことのある人なんているのでしょうか?
実はいらっしゃいます。
ある方は、面接の日に履歴書を忘れて来てしまいました。
集団面接だったのですが、建物に入ったときに履歴書を持ってきているか確認すればよかったものの、面接会場に入り、履歴書から企業が指定した用紙に経歴を書き写すように指示があったときに、バッグの中に履歴書がないことに気づきました。
素直に履歴書を忘れたと伝える
履歴書はその後提出する必要がありましたので、素直に面接官の方に履歴書を忘れてしまったことを告げたところ、とりあえず覚えているところだけ用紙に書いていただき、履歴書は後日提出でよいということで、面接を継続していただけることになりました。
その後無事面接を終了し、なんと合格してしまったという嘘のような本当の話なのですが、この方はかなり経験のある内容の仕事に応募していたので、テストの出来もかなりよく、即戦力として活躍できる保障のようなものがあったから合格できたのかもしれません。
まず、履歴書を忘れて面接に行くなどといことはありえない事ですので、日頃から忘れ物が多かったり、ちょっとおっちょこちょいな面がある方は、家を出る前に必ず持ち物チェックを行いましょう。
持ち物リストすら不安がある方は、事前に持ち物リストを作成し、玄関においておいて、家を出る前にリストと荷物を照らし合わせるくらいの慎重さが必要です。
筆記用具は面接の時点で持参する
それすら忘れてしまい、結果履歴書を忘れてしまったら、面接が始まる前に、速やかに面接官に報告しましょう。
できれば後日日を設けていただくほうが望ましいですが、そのまま面接を受けてよいという許可が出た場合は、面接を受けて帰りましょう。その場合、不採用になってしまう可能性は高くなりますので、ある程度覚悟しておく必要があります。
改めて面接日程を設けていただければ、次は準備万端で挑むことができますので、できれば仕切り直ししたいところ。
そのときも履歴書を忘れてしまったら、その企業にはご縁がなかったものと思って諦めたほうがよさそうです。
履歴書だけでなく、筆記用具も必ず持参しましょう。
筆記用具は面接の時点で持参するように指示がなかったとしても、自発的に持参するのは常識です。
そのほか、企業から指定があった持ち物については、忘れずに前日までに準備をし、万全の体制で面接に臨みましょう。