30代・40代の子育てが一段落した方が「保育関係の仕事がしたい」と思ったら読むべき記事です。

「保育関係の仕事がしたい」と思ったら

保育関係の仕事がしたいと思ったら、保育士を取り巻く現状の情報を押さえておく必要があります。ここでは、

  1. 保育士関連の仕事の種類について
  2. 保育士の資格取得について
  3. 保育士として派遣で働くことについて
  4. 保育士求人(千葉県編)

上記4つの項目を見ていきましょう。

保育関連の仕事は意外に多い

保育関係の仕事として真っ先に上がってくるのは何といっても幼稚園などで働く保育士でしょう。
しかし、保育関連のお仕事というのは保育士以外にも様々なものがあります。

例えば、児童館で働く児童厚生員と呼ばれるお仕事や、企業内保育と呼ばれる、企業が社員のために開設した保育園で働く形態もあります。

保育業界には予想以上に様々なお仕事がありますが、保育士の資格を持っていればさらに優遇される可能性が上がります。

ですので保育関係の仕事に就きたいと考えている人はまずは保育士の資格の取得を目標にしてみてはいかがでしょうか。

保育資格を取得するためには

保育士の資格を取得するには保育士試験に合格しなければなりません。
また保育士試験には受験資格の規定があり受験資格に当てはまらない人は試験を受けることが出来ません。

受験資格の詳細についてはこちらをご参照ください。

保育士試験は実技試験も含まれるため、社会人が個人的に学習して合格するのは簡単な事ではありません。
ただし昨今は少しでも多くの方に保育士として働いてもらえるためにハードルは徐々に緩和されていくことが予想されています。
その緩和策の一つとしておこなわれているのが「地域限定保育士」という試験制度です。
地域限定保育士とは、特定の地域内では保育士として働く事ができ、数年勤務した後は全国で働けるようになるという制度です。

特に待機児童の問題が深刻となっていた神奈川県においてはこの「地域限定保育士」を全国に先駆けていち早く実施しました。

今後は全国規模でこの制度が広まっていくと考えられ、保育士試験を受けるハードルは徐々に下がっていくことでしょう。

自分のライフスタイルに合わせた働き方の1つとして「派遣」を選択する方も多くいます。

保育士の場合、「派遣」を選ぶメリットとはどんなものがあるのでしょうか。
また知っておいた方がよい点などをお伝えいたします。

保育士「派遣」として働くメリット

保育士「派遣」は、人材派遣会社と雇用契約を結び派遣会社と契約を結んでいる園に派遣として赴き、業務に携わる働き方です。

参照:紹介予定派遣のしくみ

保育士派遣は「派遣保育士」といわれ正社員はもちろんのこと、パートやアルバイトとも違った働き方になります。
そんな、派遣保育士として働くメリットとして以下の3点があげられます。

1点目:働きやすさ

派遣保育士には、基本的に業務で過大な責任がのしかかることはありません。
園のやり方や指示に則って進めればいいのです。
また、契約している時間内でできることをやればいいとので残業時間も少なく、プライベートな時間を確保しやすくなります。
仕事場の人間関係もドライに割り切ったつきあい方ができるのでストレスもたまりにくいでしょう。

2点目:交渉ができる

休みや給与のことなど、忙しそうにしている現場で、交渉を行うのはなかなかしんどいですし、最悪はトラブルにもなりかねません。
しかし、パートやアルバイトと違って、こうした交渉は契約している派遣会社と行うので話がスムーズに進めることができます。

第三者的な対場で派遣会社が入ってくれることで、ビジネスベースに交渉してくれます。
実際にも派遣保育士はパートよりもお給料は高めになっています。

3点目:条件に合ったところを選べる

もし、「自分とこの園は合っていないな」と思えば簡単に転職が可能。
特に昨今は保育士不足なので、売り手市場といえ、引く手あまたな状況です。
色々な園で働けることで自身のキャリアアップも図れます。

派遣保育士として働くときの注意点

派遣として働く以上、園で働ける期間が定められています。
契約を更新していただくことも可能ですが、派遣保育士として同じ園で3年以上働くことはできません。
その園で3年以上働きたいと思うのであれば、正式に園の職員となる必要があります。
そして、派遣先の同意を得られれば、晴れて園の正社員になることも可能です。

実は、派遣として働く理由の一つとして、「正社員登用」を狙って転職先を探すという目的もあり得るでしょう。
実際に働いてみて、その園の人間関係や労働環境などを確認したい、という慎重な方にとっては安心できる方法です。

ただし、派遣として働いてみて「別の園を探そう」と思い至っても、最低3ヶ月間は働く必要があるため、「キャリアアップのために転職先を探す」方法としてはあまり効率的な方法とは言えませんので注意が必要です。

千葉県の保育士求人

葉県自体が働き方改革に対する取り組みを進めていますので、派遣先で保育士としてのスキルを活かして働くという方法にも一考の余地があります。千葉県の保育士派遣会社としては

千葉県の保育士の派遣、求人募集情報 | 派遣EX

などに登録してみるのがよいでしょう。
さらに、派遣契約をしていない園の情報や、いずれ正社員保育士として働きたいと思っているなら、保育士の転職に特化したサイトにも目を通し、チャンスがあれば面談を受けてみましょう。

こうした方法が相性のいい園探しを進めておくことも大切です。

保育士試験に無事合格し無事保育士免許を取得したら次は求人活動を行わなくてはなりません。
最近は保育士不足解消のために保育園などの施設と行政が一丸となって様々な取り組みを行っているおかげで、保育関連の求人数はかなり増えているため求人倍率はかなり高くなっています。

保育の専門求人サイトなどを見てみると特に東京などの人口が多い地域では福利厚生が充実している職場が増えてきていることが分かります。
ですのでこういった働きやすさにも注目して職場を探すこともおすすめします。
例えば家賃補助や交通費はもちろんのこと、社宅制度や残業の有無についてもしっかりと確認しておく必要があるでしょう。
その上で自分にあった保育のお仕事に就けるように後悔のない選択をしましょう。

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