企業が面接で質問することというのは、意外と似たり寄ったりだったりします。
しかし、その会社によって、求めている回答というのはまったく異なるもの。相手が欲しいと思っている答えを返せるのが一番ですが、転職成功者の方々は、どのような形で面接の質疑応答をこなしているのでしょうか。
参考サイト:http://doda.jp/guide/manual/4/002.html
面接の質問ではありませんが、入社後にこんなことがあった方がいらっしゃいます。
入社後の自己紹介で、「自分はどのような人間になりたいか」ということを、パワーポイントを使ってプレゼンする、といった課題が与えられた際に、新入社員の人たちは、ほとんどが「その会社でどんな風に役立つ人間になりたいか」ということを考え、パワーポイントでプレゼン資料をつくってプレゼンしました。
しかし、その中で一人だけ、「自分は他人からかっこいいと思われるような人間になりたい」といった、個人的な目標についてプレゼンした人がいたのだそうです。
会社の特徴や個性は事前に十分な下調べを
これは面接というシチュエーションではありませんが、会社が求めていたプレゼンとは主旨がずれてしまっています。
このようなことが面接の際に起きてしまうと、不採用ということになりかねません。会社が求めている回答というものを、しっかり調査して面接に臨むことが大切だということです。
面接の際によく聞かれるのは、「数ある企業の中で、なぜ弊社を選んだのか」ということではないでしょうか。
この回答については、実際には「お給料が良かったから」とか、「家から通いやすかったから」なんてことが理由かもしれませんが、面接でそんなことを回答したら、即不採用になってしまいますよね。
このような質問にしっかりと答えられるために、会社の特徴や個性などについては、事前に十分な下調べをしておきましょう。
質疑応答パターンを考えておくことはマスト
「御社のこのような面に惹かれた」「御社のこういった個性が、自分のキャリアとマッチし、即戦力として役立つことが可能だと考えた」など、自分にとって御社がどれだけ魅力的な企業であるか、自分はこれだけ御社で働きたいと思っている、ということをよりストレートにアピールできるよう、さまざまな回答を用意しておくとよいでしょう。
なぜさまざまな回答が必要なのか?面接の際には、「なぜ弊社に入りたいと思ったのか」という言い方で質問されないかもしれません。
「弊社にどのような魅力を感じたか」とか、「弊社のこういった個性についてどう思うか」など、違った形でのアプローチをされる場合があります。
ちょっと婉曲的な聞き方をされると、予定していた回答がワンパターンであった場合に、回答に詰まってしまうことがあるので、どんな聞き方をされてもスムーズに回答できるように、いろいろな質疑応答パターンを考えておくことはマストです。
こういった面接時の質疑応答については、転職経験者の方にいろいろなお話を聞けると、かなんり参考になると思いますので、身近に転職経験者の方がいらっしゃったら、ぜひ面接時のお話をいろいろ聞いてみましょう。
特に、自分が希望している職種と似た企業に転職された方であれば、より参考になりそうですね。